室内鉢花の女王 セントポーリア

セントポーリアは、室内でも花を咲かせることができる、耐陰性にすぐれたお花です。
セントポーリアが好む環境は、人が過ごしやすいと思う環境と同じで、品種も数多くあり室内園芸の女王と呼ばれ、室内で育て楽しむお花としては最適です。

個人で楽しむことはもちろん、近年は「花育」も大切な子供の成長をうながす効果があります。
家族で花や緑に親しみ、育てる機会を通して、優しさや、美しさを感じる気持ちをもってもらいたい。
是非、家族とのコミュニケーションの一つとして、一緒に花を育て楽しむ、こころ豊かなくらしのために
セントポーリアは最適なお花だと思います。

科名:イワタバコ科
学名: Streptocarpus sect. Saintpaulia
属名:ストレプトカーパス属内のセントポーリア区分(Streptocarpus sect. Saintpaulia)
※以前はセントポーリア属でしたが、研究により2012年にすべてのセントポーリアがストレプトカーパス属内に移管され、2015年にはストレプトカーパス属 - 亜種ストレプトカーペラ (subgenus Streptocarpella)- 区分セントポーリア(section Saintpaulia)として配置されました。
 詳しくは英語のwiki参照してみてください。

和名 :アフリカスミレ
英名: African violet
原産地:タンザニア北部からケニア南部の山岳地帯
花言葉:小さな愛

取り扱い品種リスト 2022-2023

※PDFのダウンロードはコチラから。
※時期によって取り扱いの無い品種もありますので、ご了承ください。
※花色は時期によっては、写真と異なる場合があります。(特にバイカラー品種)
※品種によって、ラベルが手書きになる場合もありますのでご了承ください。

管理方法

【置き場所】
日当たりの良い室内のレースのカーテン越しの所が理想です。
耐陰性も強いので、リビングなどの窓際より少々暗めな場所でも管理していただけます。
栽培補助灯を使った管理で、開花を早めたりもできます。

【水やり】
春と秋は表面が乾いたら、花と葉にできるだけ水がかからないように、株元にたっぷりと水やりをします。夏は乾かしぎみに。冬は加温の場合は春秋と同じですが、室温10℃以下の場合は乾かしぎみにしましょう。 葉には冷たい水はかけないようにします。
(温度変化で葉が痛む場合があります。ペットボトルなどで、常温保管した水をあげるのをおすすめします)

【セントポーリアの由来】
セントポーリアの学名は「Saintpaulia」です。セントポーリアは、19世紀末にウサンバラ山地でドイツ人のフォン・セントポール男爵によって発見されました。
そして、種を採取したものがドイツ樹木協会の会長であった父に渡り、ヘレンハウゼン植物園の園長に 渡されました。園長の手に渡った種が新種であると認可され、発見者の名前から取ったとされています。
その種の中にイオナンタとは別種が混じっていたことが判明し、その品種に「セントポーリア・コンフーサ」という名前がつきました。しかし、イギリスではこの時より数年前に標本が採取されていたのですが、新種として認定されませんでした。
セントポーリアは和名だと「アフリカスミレ」とも呼ばれています。
アメリカでは「アフリカン・バイオレット」と呼称されています。

【植え替え】
苗植えの適期は3~6月になります。

【その他栽培のポイント】
切り取った茎はさし芽として利用でき、葉ざしでも殖やせます。
株の上に枯れた花や葉が落ちたままにしておくと傷んで病気の原因にもなるので、こまめに取り除いてください。

【セントポーリア販売サイト(ヤフーショッピング)はこちら】